明治初期から受け継がれる酒造りの歴史
髙澤酒造場
明治5年から、今もこれからもここ氷見で。初代 利右ェ門がこの地、氷見にやってきて、蔵裏よりのぼる日の出と立山連峰の美しさに心惹かれたことよりこの地で酒造りが始まりました。
全国でも有数の漁師町である、氷見にて創業
明治初期、全国でも有数の漁師町である、氷見にて創業。銘柄は「曙」。初代 利右ェ門が、蔵裏の日本海から昇る美しい日の出に感動し、命名いたしました。 年間二百石の小さな酒蔵です。造り手は蔵元杜氏であり、能登杜氏の伝統を受け継いだ製法で、熱意だけは負けまいと一本一本大切に醸しております。 県下では唯一、全量槽搾りという手法にこだわった酒蔵です。
有磯 曙
初代髙澤利右ヱ門が江戸時代末期に氷見に来て、明治5年頃に酒造りを手がけたのが当酒造場の始まりです。 当時は蔵のすぐ裏まで海が迫っておりました。豊富な井戸水と富山湾からの海風が酒造りに適していると利右ヱ門は判断。昔は酒米を冷やす機械がなく、風が必要だったこともこの地を選んだ理由でしょうか。
酒造りのこだわり
今も昔も、酒米を冷やすのは富山湾から吹く、あいのかぜ。早朝より蔵戸を開け放ち、蒸米はすぐにあいのかぜに晒します。 この作業こそが有磯曙の特徴であり、根幹となり味の決め手。全ての酒を槽ふねでしぼる。槽しぼりの最大のメリットは、もろみにストレスをかけることなくしぼり出すことができること。この手間によって、まろやかでやさしい日本酒に仕上がります。
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