宮内庁御用達の食器
加賀九谷焼 山本長左
山本長左先生は藍九谷とよばれる染付を主とした作風で知られ宮内庁御用達窯として大変人気のある先生です。特徴は細やかな染付のラインと吉祥紋を多用したおめでたいデザインが特徴です。
載せる料理を際立たせる器
呉須という顔料を使用した染付けが主流で同じ藍色でも古伊万里を思わせる落ち着きのある藍色が山本長左先生の作品です。素地は今ではあまり使われていない型打のものが多く、それは非常に薄く、味のある形状のものが多いのが特徴となっています。主に食器が中心で、載せる料理を際立たせる器です。
山本長左の陶房 妙泉陶房
絵付けを兄の山本長左先生、成形を弟の篤先生が担当する兄弟窯。長左先生の弟の篤先生が代表を務める妙泉陶房は生地作り焼成のプロ集団。技量の高い職人が活躍しています。
共同作業
二階が長左先生の陶房で、そこでは長左先生をリーダーとした熟練の絵付け職人達による絵付け作業が日々黙々と行われています。一方、一階では妙泉陶房が生地作り・焼成などを行っており、一つの建物内での分業となっている。これは九谷では珍しい生産システムです。
7号平皿
妙泉陶房の篤先生は「食器は見た目より軽い方がいい」という考え方で作陶しているが、この皿はあえて頑丈に厚く作っております。小松弥助さんはじめトップクラスの料理人が好んで使用する人気の皿で、最高の料理がさらに引き立つ名皿です。
異邦人
長左先生の器は染付けだけで完成させる物が大部分ですが、上絵処理をするものも多少あります。その中でも色絵異邦人はデザイン・色使いとも秀逸で、とても人気があります。
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